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淡路・東浦都市計画緑地1号あわじ石の寝屋緑地に係る環境影響評価準備書に対する知事意見について | ||
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平成 14年 07月 29日(月) | ||
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部局名 県民生活部 課 名 環境局:環境影響評価室 係 名 審査係 外郭団体名等 直通電話 078-362-9086 庁内内線 3331 |
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4. |
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淡路県民局 | ||
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無 | ||
6. |
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標記事業の環境影響評価準備書について、環境影響評価に関する条例に基づ いて知事の審査意見(第2次審査意見)を別添のとおり作成し、本日、環境影響評 価実施者である都市計画決定権者兵庫県(代表者:兵庫県知事)に送付しました。 この知事意見は、環境影響評価審査会(会長:藤井正美 前神戸学院大学教授) から平成14年7月16日に受けた答申等を勘案して作成したものです。 これを受けて都市計画決定権者(兵庫県)は環境影響評価書を作成し、都市計画 決定を行ったのち事業着手することとなります。 ※ 知事意見本文はホームページ「ひょうごの環境影響評価」 http://www.kankyo.pref.hyogo.lg.jp/eia/の「最近の記者発表」のページにも掲載して います。 1 事業の概要 (1) 事業の名称 淡路・東浦都市計画緑地1号あわじ石の寝屋緑地 (2) 環境影響評価実施者 都市計画決定権者 兵庫県 代表者 兵庫県知事 井戸敏三 (3) 事業予定地 津名郡淡路町岩屋 (4) 事業の規模 事業区域面積約75.4ha (5) 事業の内容 明石海峡周辺の美しい景観及び自然環境を保全することを目的とし、県 民が淡路島の豊かな自然に触れあえるレクリエーション及び自然学習の 場として、また、明石海峡を望む雄大な景色を楽しめる場として整備を 行う。 2 知事意見の概要 本事業は、計画地域を都市緑地に位置づけることにより乱開発の防止や里 山の保全を図る意義を有するとともに、土地改変を抑制する計画となってい る。 予測の結果、環境保全目標は達成するとしているが、計画の具体化に当た っては、必要に応じ専門家の意見を聴きながら、実施設計・施工計画・維持 管理計画を策定することが望ましい。 事業の実施に当たっては次の事項に留意する必要がある。 (1) 大気環境 ・ 工事着手前に降下ばいじん量を測定すること(※工事影響の予測結果 の妥当性を把握するための事前測定)。 (2) 水環境 ・ 濁水処理の管理を適正に行うこと。特に、上水源の取水がある長谷川 については特段の配慮をすること。 ・ 工事着手後、河川の環境基準の達成状況を確認すること。 (3) 生物環境 ・ 環境影響評価結果に基づき、竹林の伐採管理や植栽計画について、工 事から供用にいたるまで一貫した実施計画を策定し、施工すること。 ・ サシバ(猛禽類・貴重種)については、営巣環境の保全、餌場の保全・ 創造に努めること。餌場となるビオトープの創出の際には、人の立ち入 りを制限する空間に配慮すること。 ・ 他の貴重種については、生息部の周辺環境を含めた保全も検討するこ とが望ましい。 ・ 創出する水辺空間は、当地の気候風土に配慮した設計・管理を行うこ と。 ・ 参画と協働の理念に基づき、地元住民やNPO等との連携のもと、公 園の運営・管理を行うこと。 (4) 事後監視調査等 ・ 事後監視調査結果を適切に工事計画等に反映できる体制を整備するこ と。必要に応じ専門家の意見を聴くこと。 ・ 影響を受けない地点での調査も適宜検討することが望ましい(※調査 結果の評価のための比較対照地点での調査)。 ・ 工事着手までの間においても、竹林の伐採管理や貴重動植物の存在の 確認を行うことが望ましい。 |
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