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記者発表
北近畿豊岡自動車道(豊岡南〜八鹿)に係る環境影響評価方法書に対する知事意見について

記者発表資料

1.
発表項目名
北近畿豊岡自動車道(豊岡南〜八鹿)に係る環境影響評価方法書に対する知事意見について
2.
発表(配布)日
平成 14年 05月 22日(水)
3.
担 当
部局名 県民生活部 課 名 環境局:環境影響評価室
係 名 審査係
外郭団体名等
直通電話 078-362-9086 庁内内線 3331
4.
同時発表(配布)先
但馬県民局
5.
訂正・追加資料の有無
6.
内 容
  
 標記事業の環境影響評価方法書※について、環境影響評価法に基づいて下記
 のとおり知事の審査意見書を作成し、本日、環境影響評価実施者である都市計
 画決定権者兵庫県(代表者:兵庫県知事)に送付しました。
  この知事意見は環境影響評価審査会(会長:藤井正美 前神戸学院大学教授)
 から平成14年5月17日に受けた答申等を勘案して作成したものです。

※環境影響評価方法書:事業計画の詳細を定める前に作成する図書であり、
  事業の概要のほか、環境影響評価の対象となる地域の範囲や予測すべき項
  目、手法等環境影響評価の実施計画を記載したもの

                 記

1 知事意見の概要
(1)全体的事項
  豊岡南から八鹿町の自然豊かな地域で実施されることから、当該地域特性
  に配慮し、環境保全(環境影響の回避、低減)の観点から、ルート、道路構
  造や環境保全措置を検討すること。

(2)個別的事項
ア 大気環境
  ・インターチェンジ等特殊部の予測は、面的広がりを考慮した予測を行う
   こと。
  ・騒音については、必要に応じて、高さ方向や主要な眺望点・人と自然と
   の触れ合いの活動の場についても予測を行うこと。
イ 水・土壌環境
  ・工事中の水の濁りについては、仮設沈砂池等の具体的な低減策に基づく
   予測を実施すること。
  ・コンクリート打設工や凍結防止剤等による水の汚れについても予測を行
   うこと。
ウ 生物環境
  ・地域特性に応じて、調査区域を拡大すること。貴重な動植物が確認され
   た場合は詳細な調査・予測を実施すること。
  ・猛禽類については、特に詳細に調査等を実施すること。
  ・生態系の把握を念頭に置いて、調査を実施すること。
エ その他
  ・身近な生活空間についても、景観の調査・予測を行うこと。
  ・建設発生土や廃棄物については、必要に応じて、定量的な予測を行うこ
   と。

2 今後の予定
 環境影響評価実施者は知事意見を踏まえ調査を実施し、予測・評価等を行
 った後、環境影響評価準備書を作成することとなります。

 ※)知事意見本文はホームページ『ひょうごの環境影響評価のホームページ
   (http://www.kankyo.pref.hyogo.lg.jp/eia/)』の「最近の記者発表」のページにも掲載して
   おります。
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