平成13年度の全測定局(18局)の浮遊粒子状物質の年平均値の単純平均は0.037mg/m3であり、また、平成元年度以降、継続して測定している局(7局)の年平均値の単純平均は0.040mg/m3であり、減少傾向にある。
環境基準の長期的評価では、8局が環境基準を達成している。(平成12年度は17局中14局で達成)。
なお、環境基準未達成局10局の内訳をみると、年間2%除外値が環境基準値(日平均値が0.10
mg/m3)を超過した局が2局、日平均値が2日連続で環境基準値(0.10
mg/m3)を超過した局が8局となっている。
一方、短期的評価では、すべての局で日平均値が0.10
mg/m3を超えた日があり、環境基準は達成されていない。
平成13年度は、黄砂の影響が著しい日及び著しい逆転層が出現した日があるなど気象の影響により環境基準を達成した測定局が減少した。
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