ア |
大阪湾 |
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CODについては、9水域中5水域、全窒素及び全燐についてはそれぞれ全3水域で環境基準を達成している。
CODの未達成水域は、湾の中央部(B類型)から沖合部(A類型)と、ここ3年同様の傾向を示している。
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イ |
播磨灘(播磨灘北西部及び淡路島西部南部海域を含む) |
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CODについては15水域中12水域、全窒素及び全燐については6水域全てで環境基準を達成している。 |
ウ |
日本海 |
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津居山港海域は、環境基準を達成している。
山陰海岸地先海域は、環境基準を達成し、良好な水質を維持している。
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このように、大阪湾及び播磨灘の一部の水域では、環境基準未達成の状態となっている。ここ数年、瀬戸内海流入河川については、水質改善が図られてきているが、海域の水質改善に結びつかず、横ばい傾向を示している。
これは、富栄養化によるCOD内部生産の他、海水交換が悪い閉鎖性水域であること等から、短期間での水質改善を困難にしているためであると考えられる。 |