平成14年度の全測定局(59局)の浮遊粒子状物質(粒径10ミクロン以下のもの)の年平均値の単純平均は0.027mg/m3である。
環境基準の長期的評価では、日平均値の年間2%除外値については、全測定局で環境基準値(0.10mg/m3)を達成しているが、日平均値が2日連続で環境基準値(0.10mg/m3)を超過した局が59局中24局となっている。なお、この日は黄砂が観測されている。
一方、短期的評価では、全測定局で環境基準を超過している。
また、昭和51年度以降継続して測定している局(33局)の年平均値の単純平均は0.028mg/m3であり、経年変化をみると、平成元年度以降減少傾向にある。
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