ア |
大阪湾 |
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CODについては、9水域中5水域、窒素及びりんについてはそれぞれ全3水域で環境基準を達成している。
CODの未達成水域は、湾の中央部(B類型)から沖合部(A類型)に限られ、富栄養化による内部生産が原因であると考えられる。 |
イ |
播磨灘(播磨灘北西部及び淡路島西部南部海域を含む) |
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CODについては15水域中12水域、窒素及びりんについては6水域全てで環境基準を達成している。
このように、大阪湾及び播磨灘の一部の水域では、河川等からの汚濁負荷の流入による海域の富栄養化の影響を受け、環境基準未達成となっているため、これまでCODの総量規制、「兵庫県瀬戸内海富栄養化対策推進計画」、「窒素及び燐に係る削減指導要領」等に基づく改善を図ってきた。さらに、従来のCODに新たに窒素及びりんを加え、平成16年度を目標年度として昨年7月に策定した第5次総量削減計画に基づき、総合的な汚濁負荷量の削減を図っている。
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ウ |
日本海 |
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津居山港海域は、昭和63年度以降環境基準を達成している。
山陰海岸地先海域は、引き続き環境基準を達成し、良好な水質を維持している。 |