■削除した種(貝類)

2003
年版
番号

種和名

2003年版
ランク

ランク変更の理由

1

キサゴ

Cランク

日本海と淡路島沿岸の潮下帯では記録あるが、潮間帯で確認できていないことから、対象生息範囲外の種とした。

10

ウミニナ

Aランク

近年、播磨西部や淡路南部を中心とした河口干潟に多産するようになった。

11

ホソウミニナ

Cランク

瀬戸内海と淡路島に広く分布する普通種であることから対象外とした。

13

フトヘナタリ

Cランク

周辺府県においては希少な種とされているが、播磨地方を中心に多産することでランク外とした。

16

マルウズラタマキビ

要注目種

河口や内湾奥部の干潟では、普通に見られ、多産することでランク外とした。

22

カワザンショウガイ

Cランク

河口においては普通に産し、多産することでランク外とした。

26

サキグロタマツメタ

Aランク

過去の記録を含めすべて外来である。

28

アラムシロ

Cランク

河口や内湾の潮間帯下部や潮下帯の浅海においては普通種であることでランク外とした。

29

キセワタガイ

Bランク

潮間帯では希産であるが浅海には比較的多産し、主な生息域もここにある。

34

ジタロウマイマイ

要注目種

2003年以降の調査により新しい生息地が確認され、生息数も安定している。

41

サナギガイ

今見ら
れない

90年前の報告に基づいているが、標本が存在しないことで削除。

44

コシボソギセル

Bランク

調査の進行により、生息地の確認数が増えたが、生息地域は限られている。

53

クチバガイ

Bランク

干潟の存在量は決して多くないが、近年、河口や内湾干潟に普通に産することでランク外とした。

58

イソシジミ

地域限定
貴重種

本来は在来種であったと考えられるが、現在西播磨では大陸産が潮干狩り場に撒かれているなど、在来種の可能性が低い。

60

ウネナシトマヤガイ

Cランク

近年、生息地やかなりの個体数の増加がみられる。大陸産が帰化している可能性が高い。

63

カガミガイ

要注目種

細砂や砂泥底の潮間帯下部から浅海に普通に産することでランク外とした。

64

オキシジミ

要注目種

河口や内湾奥部の干潟では、普通に見られることでランク外とした。

69

ソトオリガイ

Cランク

近年の調査で多くの場所で確認。個体数も多い。