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兵庫の環境
みんなでつくる環境に配慮した社会

 都市・生活型公害や地球環境問題などの今日の環境問題の多くは、私たちの日常生活や事業活動が原因となっています。このような問題に対処するには、県民・事業者・行政それぞれが自らの行動を環境に配慮したものに改めるとともに、互いに連携してさまざまな取り組みを行っていくことが大切です。
 このため、県では、環境学習・教育を進め、環境に関する意識啓発に努めるとともに、自らの活動を環境に配慮したものにするため「環境率先行動計画」を平成10年3月に策定し、環境負荷の低減等に取り組んできました。現在「環境率先行動計画STEP3」として推進しています。
 さらに、県が行う公共工事に環境へ配慮した措置の導入を促進する「環境創生システム」を策定し、環境優先社会の実現に向けた取組みを進めています。
 また、県下6地域において住民・事業者・行政等の参画のもと、「さわやかな環境づくり地域行動計画」に基づく環境保全・創造活動を行っています。

●環境の日・環境月間
 昭和47年に国連人間環境会議の開催を記念して、6月5日が「世界環境デー」とされました。
 平成5年に制定された環境基本法は、6月5日を「環境の日」と定めています。
 わが国では、6月を「環境月間」としており、全国各地でさまざまな催しが繰り広げられています。兵庫県でも、市町や関係各種団体の協力のもとに河川、海岸、公園等の清掃や植樹、講演会などが実施されています。

●環境にやさしい買物運動
 環境にやさしいライフスタイルの創造をめざして、婦人会や消費者団体が中心となり、環境にやさしい商品の推奨を実施する等環境にやさしい買物運動を推進しています。
 県では、これらの運動の積極的な支援を行っています。

●水生生物調査
 サワガニ、カワゲラなど、川にすむ生物を調べることにより、その川の水質汚濁の程度を知ることができます。
 県下各地で、小中学生などの参加を得て、水生生物による水質調査が行われています。

●ひょうご環境学校事業
 豊かで多様な自然を有する兵庫県において、森・川・海をテーマとした先導モデル事業や実施団体への支援事業などを実施することで、多様な主体による多彩な環境教育・学習が行われることを推進します。
  詳しくは・・・「ひょうご環境学校

●こども環境通信員制度・こども環境会議
 こどもの環境学習の推進を目的に、県下各地のこどもたちが身近な環境問題について調査を行う「こども環境通信員制度」を運営するとともに、環境保全活動を実施しているこども団体やこども環境通信員を始めとするこどもたちが集い交流を深め、身近な環境問題の解決に向けて意見交換を行う「こども環境会議」を開催します。

●エコツーリズムバス運行支援事業
 環境学習の促進を目的として、県下の環境関連施設での環境学習や貴重な自然環境にふれる体験学習を行う団体に対して、バス運行経費の助成を行う「エコツーリズムバス運行支援事業」を展開します。


財団法人ひょうご環境創造協会(兵庫県地球温暖化防止活動推進センター)の取組
 個人や団体、事業者などで行われている環境に配慮した取組を支援するとともに、お互いに連携を図るなど、環境適合型社会の形成に向けたさまざまな取組の促進・支援を行っています。
(問い合わせ先:078-735-2738)
環境に関する活動・交流・情報収集の拠点として、
「ひょうごエコプラザ」をJR神戸駅南の神戸クリスタルタワー5階に開設しています。
(問い合わせ先:078-371-7710)

ひょうご環境創造協会ホームページ
 http://www.heaa-salon.or.jp/
 

●環境率先行動計画(ひょうご・エコアクション・プログラム)
 事業主体として大きなウエイトを占めている県が、率先して自らの活動を環境に配慮したものにするため、具体的な目標を定めた「環境率先行動計画(ひょうご・エコアクション・プログラム)」を策定し、温暖化防止に向けたCO2の削減をはじめ、廃棄物の減量化、水使用量の節減、グリーン調達等、環境負荷の低減のための取り組みを全庁あげて、積極的かつ計画的に推進しています。

  詳しくは・・・「政策・計画・方針等 : 環境一般