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兵庫県では、瀬戸内海の水質の改善を図るために、昭和55年4月から6次にわたる水質総量削減計画を策定し、目標達成のため下水道の整備、総量規制基準の設定等の諸施策を実施し、COD、窒素及びりんの汚濁負荷量の削減に取り組んできたところです。 しかしながら、瀬戸内海の水質は全般的に改善傾向が見られ、窒素、りんについては全ての水域において環境基準を達成(平成22年度)しているものの、一部の水域では、なおCODの環境基準が未達成の状況にあります。したがって、大阪湾においてはさらに海域の水環境の改善を図ることを目途として、大阪湾を除く瀬戸内海においては現在の水質の悪化を防ぐことを目途として、種々の施策を推進するとともに、環境基準の達成状況等を踏まえ、水質管理を基本としつつ、窒素及びりん等の栄養塩の適切な循環の確保に向けた取組を進める必要があります。 このため兵庫県では、環境大臣から「化学的酸素要求量、窒素含有量及びりん含有量に係る総量削減基本方針(瀬戸内海)」の通知を受けて、第7次水質総量規制に係る「総量削減計画」及び「総量規制基準」の案をまとめました。平成26年度を目標年度とした瀬戸内海の汚濁負荷量の削減に向けて、県民の皆さんからたくさんのご意見・ご提案をお待ちしております。 皆さんからお寄せいただいたご意見などの概要及びこれに対する県の考え方につきましては、後日、最終決定した計画と共に発表させていただきます。 |
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