瀬戸内海研究会議設立10周年記念シンポジウムについて

         記者発表資料(資料配布)

1 発表項目名
   瀬戸内海研究会議設立10周年記念シンポジウムについて

2 発表(配布)日
  平成 13年 08月 21日(火)

3 担 当 部局名 県民生活部 課 名 環境局:水質課
     係 名 瀬戸内海環境保全係
    外郭団体名等 社団法人瀬戸内海環境保全協会
     直通電話 078-362-9093 庁内内線 3390

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内 容

  瀬戸内海研究会議(会長:岡市友利香川大学名誉教授)は、平成2年
  8月に神戸で開催された世界閉鎖性海域環境保全会議(EMECS'90)
  の宣言に基づき、平成4年3月に設立されました。以来、会員、市民
  団体等の精力的な活動と関係団体よりの受託研究、研究助成金等の交付
  その他のご援助により、瀬戸内海圏域の環境保全の研究に努めて参りま
  した。それらの多くの研究成果は、環境保全政策に資することを目標に、
  毎年各地で開催される瀬戸内海研究フォーラムおよびワークショップで
  報告してきたところであります。
   今年度、瀬戸内海研究会議が、10周年を迎えることを記念し、
  記念シンポジウムを開催することとしておりますので、お知らせいたし
  ます。


  1 メインテーマ 地域間の交流・連携と新しい瀬戸内時代の創生

  2 趣旨
    瀬戸内海は、戦後日本経済の成長のための臨海工業立地の場や
    海上交通の路を提供してきましたが、他方、これらの開発・利用
    の結果として、この地域において過度な水質汚濁や自然景観の破
    壊などがもたらされてきました。瀬戸内3橋の開通も相まって、
    瀬戸内地域において大きな経済社会の構造変化が予想される現在、
    瀬戸内海においてはこれまで以上に環境保全に努めること、さら
    には、沿岸地域の利活用を含めた新たな環境創造施策の発展が求
    められています。
     本シンポジウムにおいては、21世紀における新たな瀬戸内時
    代の創生をねらい として、瀬戸内海に臨む地域相互の交流と連
    携の意義を考えると共に、新しい瀬戸 内時代の創生ビジョンと
    今後の重点課題について、研究者はもとより、市民、NPO、シン
    クタンク、行政の方々の参加を得て、広く意見交換を行いたいと
    考えています。

  3 日時  平成13年8月24日(金) 14:00〜16:50

  4 場所 兵庫県農業共済会館 大会議室(7階)
神戸市中央区下山手通4−15−3  
     TEL078−332−7165
  5 内容
  (1)基調講演
     『地域間の交流・連携と新しい瀬戸内時代の創生』 
        井原 健雄(香川大学経済学部教授)
  
  (2)パネル討議
      『瀬戸内海の環境保全と利活用一持続的発展の可能性を考える一』
    パネリスト:井上 欣三
            (神戸商船大学副学長、海事システム科学講座教授)
        上嶋 英機
            (独立行政法人産業技術総合研究所研究コーディ
             ネーター(海洋担当・総括研究員))
    加藤 恵正(神戸商科大学商経学部教授)
      村田武一郎(奈良県立大学地域創造学部教授、
             NPO大阪湾研究センター事務局長)
    助 言 者:井原 健雄(香川大学経済学部教授)
    司 会:戸田 常一(広島大学経済学部教授)

  6 参加料等
   定 員   100名程度
   参加料    会 員:無料  
            非会員:1,000円

  7 問い合わせ先
(社)瀬戸内海環境保全協会 TEL078−241−7720
  
  主催:瀬戸内海研究会議
  協賛:瀬戸内海環境保全知事・市長会議
  後援:環境省、(財)国際エメックスセンター、(社)瀬戸内海環境保全協会