海水浴場水質調査結果について

　　　　　　記者発表資料（資料配布）

１　発表項目名
　 　海水浴場水質調査結果について

２　発表（配布）日
　　平成 13年 06月 25日（月）

３　担 当 部局名 県民生活部　課　名 環境局:水質課
　　 　 係　名 水環境調査係
　　　 外郭団体名等
　 　　　直通電話 (078)362-3291　庁内内線 3386

４　内　容

　　海水浴場として利用される公共用水域の水質の実態を把握し、その結果を公表
　して県民の利用に資する。

海水浴場水質調査結果について
１　調査概要
(1) 調査目的
　海水浴場として利用される公共用水域の水質の実態を把握し、必要に応じて所要
の措置を講じるとともに、その結果を公表して県民の利用に資することを目的とする。
(2) 調査海水浴場
　　50ヶ所(別表のとおり、県44、神戸市2、姫路市2、明石市2
(3) 調査期間
　　平成13年5月8日〜5月24日
(4) 調査機関
　　県下４県民局(中播磨、西播磨、但馬、淡路)、神戸市、姫路市、明石市
(5) 調査項目
　　ふん便性大腸菌群数、油膜の有無、ＣＯＤ(化学的酸素要求量)、透明度、
　　ｐＨ(水素イオン濃度指数)、溶存酸素量、病原性大腸菌Ｏ−１５７
(6) 水質判定基準

(注)　判定は、同一海水浴場に関して得た測定値の平均による。
　　　　なお、｢不検出｣とは、平均値が検出限界未満のことをいう。
　　　・各項目の全てが｢水質AA｣である海水浴場を｢水質AA｣(水質が特に良好な海水浴場)とする。
　　　・各項目の全てが｢水質A｣以上である海水浴場を｢水質A｣(水質が良好な海水浴場)とする。
　　　・各項目の全てが｢水質B｣以上である海水浴場を｢水質B｣とする。
　　　・各項目の全てが｢水質C｣以上である海水浴場を｢水質C｣とする。
　　　・これら以外のものを｢不適｣とする。
　調査結果
　　(1) 県下50海水浴場のうち、別紙「調査結果集計表」のとおり、適(水質AA、水質A)が42ヶ所、
　　　可(水質B)が８ヶ所であり、県下いずれの海水浴場においても、安心して海水浴ができる水
　　　質である。
　　(2) 大阪湾・播磨灘では、水質AAが３カ所(12年度)から６カ所になった。
　　(3) 日本海では、水質AAが12カ所(12年度)から15カ所に増加するとともに、水質Bの海水浴
　　　場も水質Aとなった。
　　(4) 淡路島では、水質Bであった海水浴場も水質Aとなった。　
　　(5) 病原性大腸菌Ｏ−１５７については、全ての海水浴場において陰性であった。
　　(6) 各海水浴場の調査結果は、別表のとおりである。

　調査結果集計表

平成13年度海水浴場水質調査結果表

（注）　油膜については、全地点で認められなかった。
　 　　透明度については、全地点で全透(1m以上)であった。