第2回あおぞら大賞の受賞者の決定
記者発表資料(資料配布)
1 発表項目名
第2回あおぞら大賞の受賞者の決定
2 発表(配布)日
平成 13年 06月 07日(木)
3 担 当 部局名 県民生活部 課 名 環境局:大気課
係 名 管理係
外郭団体名等 兵庫県大気環境保全連絡協議会
直通電話 078-362-9091 庁内内線
3362
4 同時発表(配布)先 神戸県民局、阪神南県民局、東播磨県民局、
北播磨県民局、中播磨県民局、但馬県民局
5 内 容
このたび、第2回あおぞら大賞(兵庫県大気環境保全連絡協議会会長表彰)
の受賞者を決定しましたのでお知らせします。
地球環境を含む大気環境の保全を図るため、県民、事業者、行政によって
組織された団体である「兵庫県大気環境保全連絡協議会」(会長:貝原俊民
兵庫県知事)では、大気環境保全の推進に関して、その功績が顕著であり、
県民の模範となる団体又は個人を表彰する「あおぞら大賞」を平成12年度に
創設し年1回表彰を実施しています。
なお、表彰式は当協議会の定期総会の場で行います。
1 受賞者(五十音順)
(1)アサヒビール(株)西宮工場
(2)かさい夢っこクラブ
(3)(株)神戸製鋼所高砂製作所
(4)(株)ダイエー・ロジスティクス・システムズ神戸流通センター
(5)(社)姫路青年会議所
(6)ふるさと香住塾
2 表彰式
(1)日 時 平成13年6月15日(金)午後1時〜
(2)場 所 神戸国際会議場3F国際会議室(神戸市中央区港島中町)
[受賞者の概要〕
1 アサヒビール(株)西宮工場
温室効果ガスである二酸化炭素の排出原単位の削減、また、「燃料+
電力」「用水」について、エネルギー使用原単位の削減に取り組むなど、
地球温暖化防止対策及び省エネルギーの推進を積極的に実施し、地域
の環境保全に大きく貢献している。
さらに、平成10年11月より、工場で排出される全ての廃棄物を分別
回収することにより、100%再資源化を実施している。
2 かさい夢っこクラブ
親子共同でのソーラーカー・ソーラーボート製作、展示という先進的な
取り組みを通して、グリーンエネルギーの普及及び環境教育に大きく貢
献している。また、ふるさとの自然保護と環境緑化のため、街路・公園で
の植栽活動を行うなど、地域の環境活動にも積極的に取り組んでいる。
3 (株)神戸製鋼所高砂製作所
地球温暖化防止や自動車排ガス公害の改善に向けて、マイカー通勤の
かわりに自転車通勤とすることによる環境影響を検証する「工場通勤に
おける自転車利用実証実験」に積極的に参加し、地球温暖化防止への効
果を実証するとともに、地域での自転車通勤への転換意識の啓蒙活動を
実践した。また、高性能工業炉の設置による省エネルギーの推進、社員
の家庭での環境家計簿の作成など地域の環境保全に大きく貢献している。
4 (株)ダイエー・ロジスティクス・システムズ神戸流通センター
ダイエー・ローソンの商品輸送を主として行っている事業者である。
平成5年3月に、低公害車を導入。以来、継続して低公害車を導入し、
環境保全に努めている。また、商品を搬入した車両によるアルミ缶・ペット
ボトルの回収などリサイクル事業の実施、アイドリング・ストップや省エネ運
転にも積極的に取り組んでいる。
5 (社)姫路青年会議所
子供たちの地球環境フォーラムの開催、子供たちが取り組む環境家計簿
の作成、小学生対象のビオトープ体験学習など様々な活動を通して、青少
年に対する環境教育に大きく貢献するとともに、地域での地球環境意識の
啓蒙・啓発活動に継続して取り組んでいる。
6 ふるさと香住塾
森林の多機能性に着目し、貴重な木がもたらす空気と水が、かわいい
子や孫に役立つように、また、森に住む動物たちの生息空間として、広葉
樹の植樹と豊かな森の回復をめざした実践活動を行っている。
4年前から矢田川河口から約40キロさかのぼった美方町秋岡の山中
(矢田川源流)で広葉樹の植樹活動を始め、トチ、ブナ、キハダなどこれま
でに植えた木は2,600本を数え、地球温暖化防止への地道な取り組みと
なっている。